家づくり06 〜建設開始!新築中のセルフチェック〜

みなさん安心してますか?とうとう建設現場に私の名前入りの看板が立ちました。“おせしゅさま”ケースケです。

私の所有する敷地には、3棟並んで新築が立つのですが、内1件はほぼ完成しています。なんとなく最後になりたくないなぁと思っていたんですが、お隣さんよりも私が先にはじまった時、どこか「ほっ」とする自分がいました。この気持ち、分かりますかね?きっと妬みとか焦燥感に基づいているんだと思います。冷静に考えるとすごく稚拙な感情です。良くないですね、反省しなければ…。

今回は、新築住宅の建設中にするべきセルフチェックについて考えます。プロの仕事を素人がチェックするということですから、いろいろと難しい問題が出てきます。それでも、お金を出しているのは施主ですから、仕上がりの確認や作業に関しての質問をするくらいの権利はあるはずです。なにより、自分の家がどのように出来上がって行くのかが気なって、いても立ってもいられないという気持ちが、施主をセルフチェックに駆り立てるのです。

ホームインスペクションとの違い

ホームインスペクションは、専門家による住宅診断です。ハウスメーカーが斡旋してくれることがありますが、それって安心できませんよね?しっかりと第三者の立場で診断してもらうには、自分で発注するしかありません。でも、お高いんですよね…。

お金に余裕がない人は、セルフチェックしか道はありません。でも、多くの場合施主は素人です。プロと同じことはできません。そこで、素人なりにできることを考えてみることにしました。

まず、セルフチェックの問題点は大きくふたつあります。

  • 専門知識がないため異常に気付けない
  • やりすぎると職人さんの機嫌を損ねる可能性がある

この2点を回避できなければ、セルフチェックは意味をなしません。

私なりのセルフチェック

自ら異常を察知するには、専門知識を身につけなければなりません。それに加えて、「経験」がなにより重要でしょう。それはどんな仕事でも同じですよね。

しかし、私に出来ることは付け焼き刃の知識を身につけることくらいです。まして、経験を積むことは絶対にできません。よって、私は自分で異常を察知することはできないと考えるべきでしょう。

ミスを抑制する

ではどうするか?

ミスが起こりにくい環境を作ります。つまりそれは、職人さん達が最高のパフォーマンスを発揮できるような環境です。そのために、棟梁をはじめとした職人のみなさんと信頼関係を築き、対等な立場で会話ができる状態になることを目指します。

対話を重視する理由は、①現状について報告を受けたい②つっこんだことまで質問したいからです。そうすることで、現場の透明性を高めると同時に、私の熱意や関心の高さを伝え「ミスをしにくい」あるいは「したくない」環境を作り上げます。発注者が熱心であればあるほど、受注者はその思いに答えてくれるものです。特に職人さん達はそういう気質の方達が多いと、私は信じています。実際、設計士さんがそうでしたから。

ここまでをまとめると、

「私は自分で異常を察知することはできない。私にできることは、ミスが起こりにくい環境を作ること。そのために、職人の皆さんと信頼関係を築き、対話を重視する。先方から報告を受けやすい、またこちらから質問しやすい状態にすることで現場の透明性を高め、ミスの発生する確立を低くする。」

対話を重視するからには、それなりの知識が要求されます。工程表に沿ってその都度学び、現場訪問した時にトンチンカンなやり取りにならないようしっかり準備をするつもりです。学んでいる姿勢を示すことは熱意を伝える上で大切ですし、少ない知識でも初歩的なミスなら発見することができるかもしれません。

やりすぎ注意?

熱意を伝えるのは重要ですが、職人さんからすれば施主は門外漢です。余計な口出しは神経を逆なでしかねません。職人気質(しょくにんかたぎ)とはそういうものでしょう。

私は対話を重視していますので、現場訪問時には作業報告をお願いし、それを受けて私から質問をさせていただきます。その時には、上から目線になったりアラ探しをするような態度にならないように細心の注意を払います。いつも学ぶ姿勢を忘れずに。

ただし、質疑応答に違和感があればそれは追求します。本来の目的は、学びではなく瑕疵のない家を手に入れることですから、それを放って置いてはセルフチェックとは言えません。

まとめ

私なりのセルフチェックとは

  • 職人さんと信頼関係を築き、ミスの起きにくい環境を作る
  • そのために対話を重視し、現場の透明性を確保する
  • 職人さんと対等に会話できるよう、施主としての勉強を怠らない
  • 違和感に目をつぶらない

少し具体性に欠けますが、今言えるのはこれが限界です。まもなく基礎工事が始まりますので、まずはそれに向けて勉強していきます。

今後の展望

現場訪問の前にどんな勉強をして、職人さんからどんな報告を受け、どんな質疑応答が行われたのかを記事にしていきます。

それから、先方にはブログを書いていることを伝えるつもりです。正直、それがどう作用するのかわかりません。プラスにもマイナスにもなりうるでしょう。しかし、それもまたいいネタとなります。

ブログは透明性を高めるための手段としてとても有効です。これからずっと暮らしていく家が「ブラックボックス化」していたら、これほど気持ち悪いことはありません。欠陥住宅の不気味さの源はそんなところにあるのではないでしょうか。 我が家がそんなことにならないよう、積極的に行動していきます。